日本には春夏秋冬の四季があります。
この四季を使った集客を行わない手はありません!
以前は四季に合わせた4シーズンに合わせた商品に変更することが当たり前でした。
1年を単純に4シーズンに分けると3ヵ月ずつとなり、
商品変更も3ヵ月に1回変更すればよかったです。
しかし・・・
現在のシーズンは少し変わってきました。
温暖化による季節変化
現代は単純に1年を4シーズン3ヵ月単位の春夏秋冬ではなくなってきました。
例えば・・・
若い女性は冬に半袖のニットにコートを着るなど暖冬傾向があります。
桜が散ったら夏と言うイメージにもなってきています。
4月下旬~10月初旬までが夏と言う事です。
1年で最も長いのは夏なのです!
1年の半年が夏と言う認識に変化してきています。
逆に冬も早くなってきています。
若い女性がお洒落をしたいために、早くからコートを着たくて仕方ないからです。
近年コンビニでは2月から夏物商品を販売しだしたり、
大手スーパーでも3月から夏物商品を販売しています。
体感温度による変化
人間の体感温度は、
その日の気温よりも前日との相対的評価で体感すると言われています。
例えば・・・
昨日が5度で本日が7度だったら暖かいと感じ、
前日が35度で本日が32度だと涼しく感じます。
さらに、
冷暖房が室内や車内等によく効くために外気温と体感温度に微妙な変化が生まれてきているのも要因です。
さてここで問題です
問1)「アイスクリーム」はいつ1番売れると思いますか?
答え
ソフトクリームが1番売れるのは夏と言うイメージだと思います。
しかしソフトクリームは5月~6月までが1番売れると言われています。
ソフトクリームは店内や車内にクーラーを効かす前が1番売れるのです。
あまり暑くなるとソフトクリームより冷たい飲み物に変わるのです。
問2)「ざるそば」はいつ1番売れると思いますか?
答え
ざるそばもソフトクリームと同じで、
暑いと店内にクーラーを効かすため、
夏の涼しそうなメニューより通常商品が売れる傾向があります。
夏に売れないのではなく
少し「暑くなったな~」と感じ扇風機で生活している時期が1番売れるのです。
四季の変化による対策
このように日本の贅沢病により、
日本の四季も変化してしまったのです。
単純に1年を4シーズン3ヵ月単位の商品変更ではいけないのです。
対策1)季節メニューを早く立ち上げる
暑くなってから夏メニューに変更するのではなく、桜の散るころから夏メニューを立ち上げましょう。
また冬メニューも早期から提供することにより現代の四季の変化に対応することができます。
対策2)SNSなどを使用したリアルタイムな発信
前日との気温差による体感温度を利用した販促をfacebookやインスタ・Line@などのリアルタイムな発信できるツールを使用しましょう。